7月19日 NBCチャプター琵琶湖第5戦

ゲーリーヤマモト CUP

朝一がキーになる

朝一は、かなり気になることを確かめたく、プラクティスでは全く触らなかった赤野井真珠棚へ直行。

前回の試合の流れから釣り方は難しいが、 キッカーが狙える唯一の方法。
しかし、簡単ではないのは承知の上。

タフな時こそ状況を見極める

確かめたかった事とは、まずモーニングバイトが有るのか無いのか？
これによっての試合運びが変わってくる重要な部分。
広大なエリアでなんとなく。。。
ではなく、見極めの効く通い慣れたスポットを選ぶほうが良い。

キーは11時に見切る

最初から決めていた事が、たとえモーニングバイトが無くても11時までは攻める。
もし、11時をまわり釣れなかった場合はディープホールや下物ピンスポットで3匹揃える釣りにシフトする戦略で挑んだ。

3時間ノーバイト

モーニングバイトは無く、時合いを待つこと3時間。
ピッチングで狙う真珠棚、キャスト数で言うと700～800は撃っている計算になる。
ほとんどの選手が我慢できない領域だと思う。。。

合間にシャロー

徐々に日差しがきつくなってきた時、ふと見たシャローエリア(リーズのカバー)に魚の気配を感じる。
確認の為、手にしていたヘビダンのリーダーを1cmぐらいにしてキャスト、10mぐらいのストレッチで2匹釣るも600g～700gぐらい…
後、一匹でリミットは揃うが上位を狙える魚ではないのでシャローは見切る。

トーナメントのアドリブ

実はこのシャローの魚は、ヘビダンのリーダーを詰めただけのリグ。
シンカーにはハリス止めが付いているので、簡単に言えば掛け替えただけ。
棚撃ち用リーダー23cmに対して、シャローカバー打ち1cmだが、リーダーの残り22cmはそのまま。
普通はカットするであろう余ったリーダー、わざわざ準備して反応がないより、反応があってから適したリグに変えるほうが有効。
時間の限られたトーナメントでは、こんなアドリブも重要になってくる。

時合いの予兆

3時間後に起こった予兆…
全く気配の無かった真珠棚で子バスのアタリがではじめる。
これこそ、時合いの予兆。
そこから、約1時間で3バイト3Fish 狙い的中！

時合いカウンター

この3匹は、3時間ノーバイトの時に感じとってた場所からの答え。
時合いがくれば、狙える準備を3時間かけてやってたと言うこと。
まさしく、時合いのカウンター釣法。

※ 赤野井真珠棚は角が良いとされるが、この3匹は全て角ではない。
普段なら、あまり期待しないストレッチ。

結果

3Fish・5250g・準優勝

優勝の南選手とは1600gぐらいの差があったので、どうしようもない…完敗です。。。

また、次戦…優勝目指しやり直します。

タックルデータ

《ヘビダン》
ルアー・DSTYLE トルキーストレート 4.8インチスカッパノン・スカッパノン/ブルーフレーク
メインライン・ VARIVAS ガノアアブソルートAAA 8LB.
リーダーライン・VARIVAS ガノアアブソルートAAA 10LB.
フック・Nogales フッキングマスターリミテッドエディションヘビークラス #1/0
シンカー・Nogales TGグレネードダウンショットシンカー 5g

2929Works【鎧-YOROI-】ブラックカーボン／シルバーカーボン